【夏目アラタの結婚】最新話ネタバレまとめ【最終回まで更新中】

強化ガラス1枚を隔ててアラタと真珠は会話を続けていく。

アラタは自分の過去の彼女の話を例に出しつつ、真珠の欠点をついていく。

それは歯並び。

しかし、それは真珠にとって最も指摘されたくないことであり、自分も醜いと認めている部分だった。

だが、ここからアラタが得意としている話術を使い、真珠の心の内を覗いていく。

アラタと真珠の面会は続き、話題は子供の話へと移っていく。

彼らは結婚をし、家庭を作ることになれば、おのずと子供もできるのが共通認識だった。

だが、アラタは真珠の言葉の中に含まれている駆け引きに気づき、綱渡りの問答を繰り広げていく。

子供などアラタはほしくないので、作りたくない。

だが、実際に刑務所内で子供を妊娠したケースをがあると前宮に知らされたアラタは、天を仰ぐことになるのだった。

前宮から言われたのは、真珠は無罪を勝ち取れる可能性が残っていることでした。

それを同僚の桃山に打ち明けると、彼女はとても明るい声でアラタを励ましてくれる。

しかし、彼女もまた裏ではアラタを追い込んでしまう「小さなウソ」をついていた。

周防との食事を終え、彼女を送り届けたアラタ。

翌日、周防の前に地獄からの使者・前宮が姿を表すのだった。

周防の前に現れた前宮は真珠から預かった手紙を渡したいと告げます。

受け取る気はなど一切ない周防は、前宮に厳しい態度で接していきますが、彼が発した言葉に気を引かれる。

気を引けば前宮の勝ちで、彼が発した「アラタ」という言葉の罠に周防は引っかかってしまった。

前宮と会ったアラタは、彼から周防との接触を糾弾され、徐々に追い詰められていく。

さらにアラタだけではなく、周防にも被害が及んでしまうことになり・・・。

問題が山積みとなっていたアラタは、現状を丸く収めるには1つしかないと思っていました。

彼は白いタキシードに身を包み、拘束されている真珠との面会へ向かう。

無事に真珠と面会を果たしたアラタは、自分のことは棚上げし、彼女に対して高圧的な態度で接していく。

そしてアラタは真珠の目の前に本題の物を差し出した。

覚悟を決めた男は、婚姻届を持っていた。

目の前に差し出された夫婦として認められる用紙・婚姻届。

真珠はアラタから差し出された1枚の紙を目の前にし、歓喜の涙を流していくのですが、1つ気がかりな点がありました。

アラタは筆記をごまかすのではないかという点です。

さらに、そこからアラタを追い詰めていく真珠。

今日ばかりは日が悪い。

婚姻届で機嫌を良くし、真珠をコントロールしやすいと思っていたアラタだが、彼女は化け物だ。

油断すれば自分が食われることを忘れていた。

アラタとの新婚生活にどんどん妄想を膨らます真珠に、彼はまったくついていける気配がありません。

しかし、真珠はどんどん自分の中の妄想をアラタに告げていく。

だが、すでにアラタが進むべき道は前しか無く、ここから後ろに下がることは許されない状況だった。

こうして夏目アラタと、夏目真珠の夫婦が誕生することとなる。

ついに年貢の納め時となったアラタは、周囲から祝福されていきますが、ぶっちゃけマジで嬉しくありません。

一刻も早く夫婦関係を解消し、フリーな状態で人生を謳歌していきたいとまで考えていました。

さて、今日は大事なイベントである控訴審。

霞が関駅で下車し、裁判所へ向かうと長蛇の列。

なんとか番号を引き当てたアラタは、藤田と名乗る男と共に傍聴席に座り、今日の主役である真珠を待つ。

ついに始まる真珠の控訴審。

しかし、結果から言えば、今回の控訴審は手続きをスムーズに行うようなものであった。

だが、最大のイベントは最後の最後に待っていた。

それは真珠の演技力である。

人をも喰う少女の顔は、自由自在に表情を操り、まるで銀幕を飾る主演スターだった。

アラタは知っている。

この女の顔の上面は仮面であり、仮面の下には狂気に塗れた本性が渦巻いていることを。

裁判所から出たアラタは藤田の誘いで一緒にお茶をしていた。

彼を懐柔すれば裁判のチケット倍率が倍になると考えていたが、アラタの思うような話はできなかった。

自分の花嫁様は、何を考え、誰を待っていたのか。

真珠が見せる百面相が剥がれた瞬間を見ていたアラタは、夜の公園でそのことを考えていた。

前宮は日が変わる前に真珠と面会していた。

その理由は、彼女は自分から不利になろうとしていたのかを探るため。

前宮は真珠に黙秘した理由と共に、何を急いでいるのか激しく詰め寄るのだった。

アラタは真珠の過去を探るために、彼女が一時的に身を寄せていた保護施設を訪れる。

偽装ではあるが夫であるということで信用してもらえている彼は、保護施設の女性・平井から妻の過去を知っていく。

妻の過去と自分が過ごしてきた過去を照らし合わせ、自分の無力や勇気のなさを嘆く彼は、心の中で正当な理由があれば妻を赦してしまいそうにまでなってたのだ。

一方、前宮は独自の観点から真珠には待つべき人間がいると確信。

桃山を呼び出し、彼女へ真珠と面会することを依頼した。

桃山は宮前の頼みにより真珠との面会へ足を運ぶことにした。

面会室では彼女がガラスを割りそうなくらいへばりつき、さらにトビウオのように跳ねて喜びを表現していく。

彼女は真珠と会って、この子が悪い女の子ではないと感じていた。

すっかり気を良くした桃山は、核心に迫る質問である「父」について話しを切り出した。

その瞬間、真珠は眠らせていた女優魂に火を付けられ、目の前にいるアラタの同僚に牙を向くのだった。

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