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【薬屋のひとりごと:37話(前編)】最新話ネタバレ
生まれた時から羅漢は既に、人間の区別がついていませんでした。
そんな羅漢に呆れた父親は愛人の元へ足繁く通い、母親はそんな父親の気を引こうと必死でした。
だからこそ羅漢は、名家の長男でありながら自由奔放に生きることが出来たのです。
唯一の理解者であった叔父からの助言により、羅漢は次第に人間を将棋の駒に当てはめて覚えるようになりました。
そうして成長した羅漢は武の才が無いにもかかわらず、家柄のお陰でいきなり長に任命されます。
例え羅漢が弱くても部下を無駄なく使えばお釣りが来るそれは、昔から将棋が好きだった羅漢にとって何よりも面白いものでした。
仕事でも遊戯でも無敗が続いたある日、羅漢は妓楼で噂の妓女と対決する事になります。
無数の白黒の駒を捌く鮮やかな赤色の爪。
その妓女こそ、猫猫の母親である鳳仙その人でした。
女となめてかかった羅漢
妓楼で負け無しの妓女と、軍部で負け無しの羅漢。
所詮は井の中の蛙だろうと羅漢は鳳仙を舐めていました。
しかし結果として、羅漢は鳳仙に惨敗。
久しぶりの『負け』を愉快に思った羅漢は腹を抱えて笑いました。
そして羅漢が鳳仙を見やると、そこには将棋の駒ではなく、不機嫌そうな女の顔があったんです。
人間の顔とはこのようなものなのかと感心した羅漢は、それから将棋と碁を繰り返すだけの逢瀬を何年も続けました。
そのうち羅漢は、鳳仙の事を少しずつ知っていきます。
鳳仙の身売り話
しかしある時から、内値打ちを上げるための売り惜しみが始まりました。
決して万人受けするものではない鳳仙のキツすぎる性格ですが、一部の好事家からは気に入られていたのです。
次第に値も吊り上がり、羅漢が鳳仙に会えるのは三月に一度がやっとになっていました。
そんなある日、羅漢は鳳仙から次はいつ来られるかと尋ねられます。
珍しく饒舌な鳳仙を不思議に思いながらもまた三月後に来られると答えた羅漢。
羅漢が鳳仙の身請け話を聞いたのはその頃でした。
日に日に吊り上がっていく値段に羅漢が到底太刀打ち出来なくなった頃、鳳仙は羅漢にとある賭けを持ちかけます。
羅漢が勝ったら鳳仙から好きなもの与えられ、鳳仙が勝ったら羅漢から好きなものを与えるというもの。
ふと悪いことが頭を過ぎった羅漢はその賭けに応じ、やがて勝負もそこそこに二人の手は重なるのだった。
羅漢はすべてを悟る
その後半年程で戻ると鳳仙に手紙を送った羅漢が戻ってきたのは、三年後の事でした。
自室には埃を被った文の山と、口が半開きになった巾着袋。
その中身を見た羅漢は焦り、緑青館へと馬を走らせましたが時既に遅く。
そこで羅漢は全てを悟ってしまったんです。
その後も緑青館の門を叩いては追い出されを繰り返していたある日、羅漢は一人の小さな女児を見つけます。
それは片喰のような女児でした。
消息不明となっていた羅漢の叔父を『おやじ』と呼ぶ、左手小指の歪んだ女児。
羅漢はふるりと震える右手をそっと女児に伸ばしました。
駒に囲まれただけの生活はもう懲り懲りでした。
せめて、残った娘と共にいたい。
それが残された羅漢にとっての願いだったのです。
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感想
まさか羅漢の過去がこのようなものだったとは。
前々から悲惨なものなのだろうなとは思っていましたが、しかしまさかこれ程とは思いもよりませんでした。
昔の妓楼や遊郭では当たり前だったもの。
一度身請けが破談になってしまえば店からの信用は格段に落ちぶれ、やがて欲を振りまくだけの夜蝶へと変貌を遂げる。
それが昔は当たり前だった事、不運に不運が重なった結果だと理解はしています。
しかしこれを読んで虚しい思いになったのは確かです。
けれど羅漢の唯一の救いは、娘である猫猫の存在に気が付けた事でしょうか。
猫猫を知らなければ羅漢は生涯ずっと一人で、鳳仙との約束を守れなかった負い目を抱えて生きていたでしょうから。
もしかしたら全てを投げ出していたかもしれません。
そんな中、娘である猫猫の存在に気がつけた奇跡。
故に、最後の羅漢の望みを知り、酷く泣きたくなりました。

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